はじめに
ということで今回は、AviUltlのクロマキーを使って、グリーンバック(GB)の背景を透過する方法について紹介します。
似たフィルタの一種である「カラーキー」は今回使用しません。
(カラーキーは色と輝度で透過対象を選択します)
この記事で分かること・・・
・グリーンバックの背景を透過する方法
・選んだ色を透過する方法(複数可)
・クロマキーの使い方
では早速はじめましょう。
今回の目標
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/61dec9b2f4f0c4686e32adf944916352-1024x576.png)
このグリーンバック素材を・・・
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/d22376f98f196cf25438a0c78937658c-1024x576.png)
こうじゃ。(緑色の部分を透明化)
目標:「グリーンバックの画像の緑色の部分を透明にする」
クロマキーを使ったグリーンバック透過方法
クロマキーを追加する
メインとなるフィルタです。
対象となる画像にフィルタを追加しましょう。
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/image.png)
画像を選択 → 右上のプラスマークから「クロマキー」を選択
クロマキーの値をセットする
最初は色相範囲も彩度範囲も値は0から始めて、後から調整します。
境界補正は1~2で始めて、後で調整します。
色彩補正はチェックを入れておきましょう。
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/image-1.png)
・色相範囲、彩度範囲、境界補正の値を変更
・色彩補正にチェックを入れる
キー色の取得をする
透過する色を選択します。
複数の色を透過する場合はフィルタを複数追加して、それぞれに色を設定してください。
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/image-2.png)
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/image-3.png)
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/image-4.png)
「キー色を選択」をクリック → 透過したい色を選択
値を調整する
画像によっては背景の色が荒く、しっかり透過できなかったりするので、値を変更することで調整をしましょう。
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/image-5.png)
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2022/01/image-6.png)
クロマキーの値の調整をする
おわりに
AviUltlのクロマキーを使って、グリーンバック(GB)の背景を透過する方法は以上です。
お疲れ様でした。
グリーンバック素材を使用したりする際にはクロマキーは必須です。
いざという時に備えて、覚えておきましょう!
といったところで今回はこの辺で。
![](https://dogistudio.net/wp-content/uploads/2021/12/framebuffer01-320x180.jpg)
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