3C分析とは
Customer、Competitor 、Company という3つの単語の頭文字の「C」から、「3C」と呼ばれています。
それぞれの「C」を分析してマーケティングなどに活用することが可能です。
今回は、3C分析を使って、YouTubeの動画の再生数を伸ばす方法をご紹介します。
YouTubeに3C分析を当てはめてみる
Customer(市場・顧客)
これは動画を観る視聴者のことです。
YouTube全体にあなたの動画を観る視聴者が、どれだけ存在するか分析しましょう。
分析する方法は様々ですが、シンプルにそのジャンルが世間的にどれくらい人気があって、今流行っているのか、といったことを分析するのが良いと思います。
ゲームの人気ランキングですとか、直近の売り上げ数、現在行われているキャンペーン情報など参考にしましょう。
人気であればあるほど、視聴者の数は相対的に多くなり、動画の需要は高いと言えます。
ただし競合となる動画の数にも注意しましょう。
YouTube全体にあなたと同じ内容の動画は、どれだけ存在するのかといったところです。
動画の数が多ければ多いほど人気のジャンルではありますが、需要に対して供給過多になっている可能性も高く、動画自体埋もれてしまう可能性も高いです。
人気のジャンルであるが、競合となる同ジャンルの動画は少ない、といったブルーオーシャンは動画の需要がかなり高いと言えます。
この「需要はあるけれど投稿されている動画は少ないジャンル」を見つけることができれば、再生数は勝手に伸びます。
もし、競合が多いジャンルを扱うのであれば、他の競合となる動画とは別の要素を取り入れて差別化を図ったり、雰囲気をガラッと変えるなど工夫することが求められます。
Competitor(競合)
これは他の方の動画のことです。どういった要素が再生数に繋がっているのか、などを分析しましょう。
そのジャンル自体に人気があるのか、動画を投稿し続けているからか、動画の構成が見やすい構成だからか、動画内容が凄く勉強になる内容なのか、など要因は色々と考えられますが、伸びている動画というのは必ず何か要因があります。
逆に「どんな内容が足りていないのか」という分析も大切です。
良い要素を自身の動画に取り入れつつ、他が足りていない部分を自身の動画で補うことができれば、競合となる他の方の動画よりも需要の高い動画を作成することが可能です。
Company(自社)
これは自分の強みや弱み、自分のスタイルなどのことです。どういった内容の動画が自分に合っているのかなどを分析しましょう。
例えば、人気があるけれど競合となる他の動画は少ない、といったような需要のあるジャンルが見つけられたとしても、それが得意でもないし興味もないジャンルであれば、その動画を投稿し続けたりすることは困難になるでしょう。
自分の興味のあるジャンルや、得意なジャンルなどを取り扱うことで、無理をしない動画投稿の継続が可能になります。
3C分析を使う上で注意すること
上記に書いたように、3C分析を使うことで動画の再生数は伸ばすことが可能です。
しかし、3C分析にこだわるあまり、自身の投稿したい動画が投稿できなくなると本末転倒です。
そのような状態になるくらいならば3C分析など使わない方がいいです。
「3C」であれ、マーケティング手法というのは様々なものがありますが、万能ではない、ということは頭の中に置いておいてください。
終わりに
3C分析で動画の再生数を伸ばすことは可能です。
ただし、自分の投稿したい動画を投稿することが一番大切なので、あくまでも参考にする程度で活用ください。
といったところで今回はこの辺で。
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